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ブラックIT企業を見極めるポイント

IT企業はブラック企業の代名詞なのか?

世間的にはIT企業はブラック企業ばかりだという認識が広まっているため、どのIT企業もブラックだから就職や転職は避けるべきだと考える人が増えていますが、それは大きな間違いです。

確かに、IT企業の中にはブラック企業と呼べるような勤務状況が横行している会社が存在していますが、全ての会社がブラック企業とは言えませんので安心してください。

これからIT企業への転職を目指しているあなたが、ブラック企業を選択することがないように、ブラックIT企業を見極めるポイントをご紹介します。

参考:http://engineer-shukatu.jp/archives/27699

離職率があまりにも高い

求人情報を一定期間確認してみると、「この会社はまた求人情報を出しているな」と気付くことがあります。

常に大量の求人情報を出しているということは、新たな人材を採用してもすぐに退職するという離職率が非常に高い会社であることが予想されます。

離職率が高いということは、過酷な勤務条件を強いるブラック企業である可能性が高いと考えられます。

基本的にIT関連の仕事は複数の人とチームを組んで一つのプロジェクトを遂行するものですが、随時このメンバーが入れ替わっているようであれば離職率が高いと考えられます。

IT企業は他の業種と比較すると短期間でも業績を伸ばしていくことも特徴であるため、単純に業績を伸ばしている成長段階なので人材が足りないから求人情報を出していることもありますが、あまりにも入れ替わりが激しいため求人情報を出していると思われる場合には注意が必要です。

ハローワークだけに求人情報を出している

IT企業の求人情報を確認してみると、民間の求人サイトや求人情報誌などに求人案件を出している場合と、ハローワークだけに求人案件を出している場合があります。

どちらも同じ求人案件だと思われるかもしれませんが、実はハローワークだけに求人案件が出ている場合は要注意と言われています。

民間の求人サイトなどに求人案件を出す場合には、求人案件を提供するために費用が必要になること、正確な情報を提供しなければならないことなどハードルが高いのですが、手間をかけてでも優秀な人材を確保したいとの思惑があるのです。

これに対してハローワークの場合は、求人案件を出す際に費用はかからず、求人情報の内容に関しても実際とは異なる条件を記載していたとしても特にお咎めがないのです。

ハローワークで提供される求人案件を鵜呑みにして転職したところ、最初に聞いていた内容とは全くことなる勤務条件だったという事例もあるので、結果的にはブラック企業に騙されたという事になります。

求人案件を出す会社としても、ハローワークは非常に敷居が低いため求人案件を出しやすいというメリットはありますが、転職先を求めている側としてはあまり信頼できる情報とは言えない部分もあるのです。

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