できるだけ有利な資格を優先しましょう
できるだけ転職を有利に進めるためには、高度なスキルを持っていることを証明できる資格があると良いと言われています。
IT関連の資格は色々存在していますが、ITエンジニアが転職時に持っておくと良い資格についてご紹介します。
参考:http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=002169
国家資格
IT関連の資格の中で最も有利になると考えられるのが国家資格ですが、複数の資格が存在しています。
最初に取得を目指すべき資格にあたる基本情報技術者は、ITエンジニアとして仕事に従事するために必要とされる基本的なスキルを有していることを証明する資格になります。
基本情報技術者よりも更に簡単なITパスポートに関しては、IT関連の初歩的なスキルを有しているか確認する資格なので、ITエンジニアなら既に取得済でも当然とも言える位置付けになりますので、最低でも基本情報技術者の合格を目指したいものです。
なお、基本情報技術者の合格率は約25%なので決して高い数値とは言えません。
この他にも応用情報技術者やプロジェクトマネージャーなど様々な上位資格が存在しています。
業務内容に応じて専門性の高い資格取得を目指すことで、更に転職が有利になると考えられます。
上位資格になるほど合格率が厳しくなるため、常に勉強する意欲を持つことが大切です。
ベンダー系資格
パソコンやソフトウェアなどIT関連製品を手がけているメーカーなどが自社で開発した製品を適切に使いこなすことができているかを判断するための民間資格をベンダー資格と言います。
例えばマイクロソフト社が認定する資格として有名なのがMCPです。
サーバー、デスクトップ、アプリケーション、データベースなどのカテゴリがあり、それぞれ専門性の高い資格取得を目指すものです。
特にデータベース分野のカテゴリについては有資格者を重要視する企業が増えていると言われています。
この他にもオラクルやシスコ技術者認定など様々なベンダー資格が存在しており、企業によってはいずれかの資格を取得していることが応募条件に設定している場合もあります。
TOEIC
IT分野でも英会話能力を必須とする企業が増えていることから、TOEICで高スコアを取得しておくことが望ましいと考えられます。
転職活動をしている時点で高スコアを取得していなくても、入社後に一定レベルのスコアの取得を目指してもらうと指示される場合もあります。
現在のところは国内市場向けの製品開発を手がけているIT企業でも、今後は世界を相手に製品開発をしようと検討している前向きな会社が増えているので、英語力の高いことが必要とされる場面はもっと増えると予想できます。