異業種からの転職する人が多い
卒業してから数年経過している人は新卒とは呼ばれず、第二新卒という呼ばれ方をしますが、第二新卒の方が転職活動をする際にはIT業界を狙うのがおすすめとされています。
今まではIT業界とは関係のない異業種で仕事に従事していた方は特にIT業界への転職をするのがおすすめなのです。
なぜ第二新卒ではIT業界を狙うのがおすすめなのかを確認してみましょう。
若手の力が必要とされる
IT業界では若い人の感性が重宝される傾向があります。
時代の流れよりも速くIT業界のトレンドは移り変わっていくように感じられるほど、新たな技術が日々誕生しては淘汰されている印象を受けます。
これまでにIT業界で仕事に従事していた方は経験を活かして新しい職場でもスキルを発揮できると考えられますが、心配になるのはIT業界とは異なる業種の仕事に就いていた人です。
専門的なスキルを有していないと即戦力として仕事に従事するのが難しいため、転職活動では不利になるのではないかと思われがちですが、恐らく異業種で仕事をしていた方もパソコンに触れたことが一度もないという人はいないはずですし、専門的なスキルばかりがIT業界で必要とされているわけではないことを知ってください。
ある程度パソコンのスキルがあれば、高度なスキルも若い方ならすんなりと覚えることができるでしょうし、今までの仕事で培ってきたコミュニケーションスキルなどをIT業界でも発揮することができるので、あまり不安を感じることはありません。
むしろ今までIT業界に従事していなかったからこそ、既存の社員には気付けなかった新しい視点で物事を判断できるため、新たな分野の製品開発にも活かすことができます。
若い方の感性は無限大に可能性を秘めているため、未経験者でも積極的に採用したいと考えるIT業界も多いのです。
転職活動の成功に必要な事
第二新卒がIT業界へ転職をするのは比較的容易かもしれませんが、問題になるのが「やっぱりIT業界に転職したのは失敗だった」と後悔する事です。
特に注意をしたいのは残業時間が思っていたよりも長くなる場合がある点です。
よくIT業界はブラック企業が多いとの噂が流れますが、これは残業が多くて思っていた以上に勤務時間が長くなる可能性があるからです。
ひとつのプロジェクトを完遂するためには、限られた時間の中で行う必要があるためどうしても期日が近づくほど残業時間が長くなる可能性があります。
もちろん、きちんと期日までに完遂できれば残業をすることもありませんし、全ての会社で残業が毎日続くというわけではありません。
実際に勤務体系はどのようになっているのかを確認しながら、理想的な職場を探すことが大切です。