人によって使いやすさの認識が違うもの
WEBサイトを閲覧する際に使用するブラウザのシェア率を徹底調査してみると、以前よりもシェア率が変わっているブラウザが存在していることがわかりました。
パソコン向けとスマートフォン向けによってもシェア率が異なることからも、ユーザーのニーズが変わってきていることがわかります。
ここではブラウザのシェア率の違いについてご紹介します。
PC向けブラウザのシェア率
以前からトップシェアを誇っているのはIEで、全ユーザーのうち約6割近くの人がIEを愛用しているそうです。
Windowsの標準ブラウザとして搭載されていることから、多くのユーザーがそのまま使用していることが多いのが高いシェア率を誇っている理由です。
IE以外のブラウザとしてはGoogleクロームやファイアーフォックスがあります。
どちらもユーザー好みにカスタマイズしやすい拡張機能がたくさん存在していることから、人気を得ていますが、以前はFirefoxを使用していた方がGoogle Chromeに乗り換える事例が多いそうです。
やはりGoogleの様々なサービスと連携できるメリットがあることから、Google Chromeの使いやすさに魅力を感じるという方が多いようです。
この他には少数派ですが、SafariやOperaなどのブラウザを使用している方もいます。
スマートフォン向けブラウザのシェア率
PC向けブラウザのシェア率と一変するのがスマートフォン向けブラウザの特徴とも言えます。
最も多くのシェア率を誇るのはSafariで、PC向けのシェア率とは真逆の結果になっています。
Safariのスマートフォン版は、iPhoneに代表されるApple社のiOSが搭載された製品で標準ブラウザになっていることから高いシェア率を誇っています。
最初から入っているブラウザをそのまま使用する方が多いことから、Safariのシェア率が高くなるという結果はPC向けでIEが圧倒的なシェア率を誇るのと同じ理由と言えます。
次いで多くのシェア率を誇るのがGoogle Chromeで、こちらもPC向けと同様にGoogleが提供している様々なサービスと併用できる利便性の良さが高いシェア率を維持している理由になっています。
この他にはAndroid BrowserやOperaを活用している方も多いです。
ブラウザのシェア率は変動しています
現在のシェア率はご紹介した結果になっていますが、今後は更に変化することも予想できます。
今までもブラウザのシェア率は刻々と変動しており、新たなブラウザが台頭することも考えられます。
例えば以前はIEよりもタブブラウザとして活用できるFirefoxやOperaが使いやすいとしてシェアを伸ばした時期もありましたが、Google Chromeが誕生したことでシェア率が分散する結果になり、開発の進み具合に応じてユーザーが変化しています。
マイクロソフト社の新しいブラウザとして開発されたMicrosoft Edgeがどこまでシェアを伸ばせるのかも注目されています。