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エンジニアの価値が上がる基本のビジネスマナー

エンジニアにもコミュニケーション能力が求められる時代

エンジニアという仕事は基本的に内勤業務であるということもあり、営業や受付事務のような接客関連の能力はそれほど高くは求められません。

ですがだからといって完全に接客など他人とのコミュニケーション業務から開放されるかというとそういうわけでもありません。

特に近年では就職活動においてビジネスマナーやコミュニケーション能力を高く見る傾向があるので、仮に他のエンジニアにはないような特殊な技能や資格を持っているとしても最低限度の能力は身に付けておくべきでしょう。

逆に言うと技術力が有り、かつビジネスマナーがしっかりできているSEは市場ではかなり高い需要があるといえます。

「自分には接客のようなコミュニケーションは無理」と思っているエンジニアは多くいますが、実際にその状況に自分を追い込んでみると案外できないことはなかったりもします。

自分の可能性を広げるという意味でも、ぜひビジネスマナーの基本はしっかりと見に付けておくようにしてもらいたいところです。

自由な職場だからこそ気にしておきたいビジネスの常識

IT系企業の本場といえばやはりアメリカですが、GoogleやAppleといった超一流の企業では非常に自由な社風をしているということで有名になっています。

私服での勤務は当然で、更に勤務時間中の時間配分などもかなり個人に裁量が与えられています。
日本でもそうしたIT系企業の方法を真似る形で、同様に従業員に就業時間の裁量を多く与えるところも出てきているようです。

しかし社内的にはそれでよいとしても、ひとたび社外に出ればその常識は通じないということはよくあります。

電話対応のポイント

エンジニアであっても電話応対をする機会は多くあります。
基本的なマナーは営業職や販売職と全く同じで、敬語をしっかりと使い、相手にとって信頼感のある話し方をするようにします。

特にエンジニアの場合は普段の仕事で関わるのが同じく技術のある人が多いので、クライアントに対して言葉だけでわかりやすいように丁寧に説明をすることを心がけます。

名刺交換のポイント

名刺交換のポイントとしては、「両手で受け取る」「名刺入れを用意する」「打ち合わせが終わるまではしまわない」といったことがあります。

仕事で紹介をされた時には自分から名刺交換を持ちかけるようにし、必ず名刺入れから出したものを両手で渡します。

相手から受け取ったものについても同様で、着席をして話し合いをするときには卓上に置いたままにして相手の名前を間違えないようにしていきます。

名刺入れについては特に立派なものを購入する必要はないのですが、ビジネスグッズの一つなので就職をしたら早めに用意しておきましょう。

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